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体幹バランスからみた現在の体質について

2021年9月6日

広島市中区舟入 くわはら鍼灸院 院長の桑原です。

今回は「体幹バランスからみた現在の体質」について、簡単ではありますが、お伝えさせていただけたらと思っています。

 

姿勢がもたらすココロの状態

希望や自信を持って充実した毎日を楽しんでいる方の多くは、背筋をスッとのばし、活き活きと振る舞っている様に見受けられます。

反対に、楽しい気分や前向きな気持ちにはなりにくいときには、視線を落としがちで、首をすくめて歩いてしまっている事が多いのではないでしょうか。

姿勢が表すココロの状態と、姿勢がもたらすココロの変化。

つまり、ココロが姿勢を決めることもあれば、姿勢がココロをコントロールしてしまうこともある、ということがいえると思います。

身体は口ほどにモノを言う

社会的動物ともいわれる人間は、他者とのかかわりや交わりから離れて、ただ一人で生きていく事が難しい生き物です。

人は常にコミュニケーションをとる存在で、言葉だけでなく表情や声の調子、手振りや身振りといった身体全体でコミュニケーションをとっています。

ある程度、教養のある大人の語彙数は約五万語といわれるなかで、私たちは七十万種類以上のボディランゲージを使って、日々周囲の人々と接しています。

自分の表情や仕草、姿勢に関する癖は、客観的に見た人から指摘を受けないとなかなか気がつかないもので、この事はその人の生まれもつ体質に強く影響を受けているようです。

経絡と動作、姿勢の関連性について

経絡とはツボを連ねたラインで、人体には主に14本の経絡が走行していますが、そこには生命を養う「気・血」が流れるルートであると考えられています。

この経絡の走行に着目した診断法に、M-Testというものがあります。

福岡大学の向野義人先生によって考案されたこの診断法は、痛みや症状が再現される動作を行ってもらうことで、その制限動作に対応した経絡と施術ポイントを特定していきます。

また、経絡指圧で高名な増永静人先生によって考案された経絡体操においても、体操中の難しい動作によって経絡の歪みを特定していき、その制限動作に関連する経絡の流れを改善させるような体操を重点的に行わせる事で、体幹バランスを調整していきます。

身体の動きと経絡の走行は密接に関わっている事が解ってきており、近年では経絡と筋膜との関連性も指摘されています。 

それぞれの身心一如

誰しも不安や恐怖に襲われると心臓がドキドキしたり、冷や汗が出たりしますが、逆に風邪をこじらせ長引くと憂うつな気分になったり、空腹過ぎるとイライラしたりします。

この情動反応について、米国の行動医学の大家ウィリアム・ジェームズは次のように解説しています。

「行動は感情に従うように思われているが、実際には行動と感情は同時に働き、意思の力でより直接的に支配されている行動を規制することによって、意思に支配されにくい感情をも規制することができる」

普段から何気に行っている自分の動作や姿勢、行動などを経絡を介して調整していく事が、体幹バランスを整える事に繋がり、それに併せてココロの調整が促されていきます。

東洋ではこの事を、「身心一如」として解説しています。

身体の症状が改善してくれば、ココロの状態も改善していき、それに伴って身体の症状もさらに改善していきます。

この好循環が、慢性化した繰り返す症状の根本的解決へと繋がっていきます。

 

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